「年賀状」

「行く年くる年」

今年も年末年始のご挨拶を皆様に届けるためにハガキを作成しております。
友人にはついメールやLINEで簡単に済ませていますが、
送っている内容は拙いものですが、皆様から丁寧に近況も添えて年賀状を頂くと
とてもうれしいものですね(´▽`*)。

お互いを敬い健康長寿を願う日本人の冬の風物詩の一つでもある年賀状ですが、
現存する日本最古の年賀状といわれるのが、
平安時代の学者である藤原明衡(ふじわら の あきひら)が作った手紙の文例集
『庭訓往来ていきんおうらい』の中にある正月の文例。
「春の始めの御悦び、貴方に向かってまず祝い申し候」(春始御悦向貴方先祝申候訖)とあります。

年賀状の慣習は平安時代の「年始の感謝の気持ちを伝える挨拶状」に
「明治の近代化で確立した郵便制度が組み合わさってできたもの」といわれている。
時を経ても「令和」の幕開けである今年は皇室制度により皇位継承の重要儀式、
宮中祭祀などが平安絵巻のような装束を纏い厳かに執り行われていました。
自分が生まれ生活をしている日本という国の成り立ちや今の時代に思いを馳せています。
十二支最後の「亥」から、始まりの「子」を迎えます。忙しい年末を皆様元気でお過ごしくださいね( *´艸`)。


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