「そして誰もいなくなったの巻 」
かねてから体調不良で自宅で点滴治療をしていた飼い猫のフィガロちゃんが、
6/7(土)の早朝るるちゃんのところに旅立ちました。
思い起こせばフィガロちゃんの腎臓疾患の受診がきっかけで、
るるちゃんの悪性リンパ腫の発症がわかり一緒に闘病、治療していたのですが、
最後まで細やかなこころ遣いをしてくれたやさしい猫でした。
発症からあっという間に病が進行してしまったるるちゃんを亡くし、
さみしくなっていた私達家族にそっと、寄り添ってくれていました。
心配しすぎて疲れやすくなっていた私の傍らで、一冬こたつでまったりと過ごしていて
「そんなに気ぜわしくしなくても大丈夫だよ(*´з`)」と言っているかのように静かに眠っていました。
だれが癒しを必要としているのかが自然にわかってしまうのでしょうか?。
2階の南側の出窓が定位置で、そこから窓の外をながめたり、鳥のさえずりを目で追って網戸によじ昇ったり、
エアコンの上に登ろうとしてカーテンにぶら下がったりと、若い頃はなかなかやんちゃな娘でした。
飼い始めてからずっと一緒に過ごして、そばで寝ていた息子が
「夜中に鳴いてうるさくて寝れないからリビングに下してもいい?」というので、
私が1階にフィガロちゃんを引き取り、るるちゃんの居場所だったりビングに寝ていました。
懐かれているというよりはどちらかと云うと微妙に距離を置かれていたので、
鳴くこともなくおとなしく私の膝の上で寝ている様子に、
「フィガロが2階で寝ていないなんて、どうしちゃったのだろう??」と話していました。
きっと誰よりも大好きな人が「自分が居なくなっても一人で眠れるように」と、心を配ってくれたのだと思います。
ちゃんと「ひとりでできるよね!」って(=^・^=)
それから2ヶ月近くなりますが、毎朝二匹分のお線香を焚いて、ランタンの灯りをつけて忍んでいます。
猫と暮らせた18年間はとても貴重で幸せな時間でした。
るるちゃんをおくって1年位たった時、八ヶ岳で里山暮らしをされているご夫婦が
養鶏場の鶏卵廃鳥になったにわとりをお家にむかえ、「みぃな」と「るる」と名付けて
お散歩の様子や日々の生活を配信されているのを見つけました。
名前が同じだと愛着がわきなんだか愛おしいです。
ご飯を食べるのが大好きで、暑さ対策の涼しい日陰から脱走して自由にひなたの庭であそんでいる様子や、
何かと判断能力が高く「頭がいい」と褒められているのをみると、私まで嬉しくなります。
これまでの様々な出来事、それに関わる沢山の感情を受け入れて、
我が家はしばらくペットロスに浸ってのんびり過ごそうと思っています。
暑さの厳しき折、どうか皆様上手に水分補給、体温調整とお部屋の温湿度管理をされて、元気に過ごしてくださいね。
暑くてしんどい時はお話をしにお店に涼みにいらしてくださいね、お待ちしております。(*´Д`)♪。
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